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車にひかれたんですね。
見つけた時はまだ動いていたので、助けられるかと思って近づいたのですが、
いずれも、私の手の中で死んでいきました。
オランダで野良猫に出会うことはまずありませんが、外猫が多いので、こういう事故も多いことでしょう。
もちろん、助けられなかったことは残念でしたが、ペットとして人と暮らした動物が、アスファルトの上で一人で死ぬことはもっと悲しい。自分が最後に通りかかれたことに感謝しています。
2回目の時は救急車を呼んだんです。
オランダには、「動物の救急車」というものがあります。↓
この車の色は、どうやら町によって多少の違いがあるようですが、見た目も機能も人間用のそれと比べてもそん色がありません。
違うのは、
「サイレンを鳴らしながら信号無視して走ったりはできない」ことと、
「ボランティア」で運営されていること。
0900-0245
に電話すると、ものすごく速く駆けつけてきて、一番近い病院に搬送してくれます。
自分のペットに限らず、
「池で白鳥が苦しんでいます!」
でもいいんです。
彼らはとにかく現われて、その命を助けようとします。
このボランティアに参加するための最低限の資格は、
「18才以上であること」、
「1年以上の車の運転経験があること」、
「動物を"完全に"愛していること」。
私はずっと猫の体に触れていて、まだ暖かかったし、時々動いているような気がしていたから、救急車が到着したとき、「まだ生きてる!」って言ったんだけど、実際には、いつの間にか死んでいたようです。
この動物の救急車を利用したことのある人は、口を揃えて、彼らの暖かさについて語ります。
私もそれを伝えたい。
病気になったペットの犬でも、車にはねられた猫でも、木から落ちてきた小鳥でも、
「患者はどこですか!」と1秒を争うように現れ、依頼者を傷つけるような言動もぜったいに無い。
自分の意志で活動を行う、「ボランティア」というところがミソなんでしょうね。
災害時の救済活動もします。↓
http://www.dierenambulance.nl/ の、左上にある「ONLINE DONEREN」のボタンから寄付できます。
彼らの活動は、すべて寄付でまかなわれていますので、オランダで動物飼ってたら、とりあえずクリックしときませんか?
オランダ語ぺらぺらになったら私も混ぜてもらおう...

チョコレートになる前に、カカオを育てたり、収穫したりする作業が必要です。
2001年、アメリカの議員が、この作業に小さな子供達が関わっている、と報告しました。
アフリカで行われるこの作業には、
そこへ行くと学校に行ける、お金がもらえる、自転車ももらえる、
と言われて、あちらこちらから連れてこられた子供たちが、
学校に行かず、無報酬で、毎日殴られながら、カカオを収穫している、
というリポートでした。
一般的に、こういう状況にある人のことを、
奴隷
と言います。
2003年、オランダのTV番組のリポーターをしているTeunという人が、元奴隷だったという少年のインタビューに成功しました。
その後、このTeunさんは、裁判所に自分を訴えます。
罪状は、
「わたしは、奴隷を使って作ったチョコレートを食べました。」
というものでした。
裁判所はこれを受け、「証拠不十分のため無効」とし....簡単に言えば無視しました。
Teunさんはそれでも、これが罪だと認識され、その罪によって刑務所に入れる日を待っているのですが、
ただ待っているだけでは何も変わらないので、
このテレビ番組(Keuringsdienst van Waarde)とTeunさんが、「奴隷を使っていないチョコレート」を作ることにしました。
Teunという名前は外国人にとって覚えにくいので、Tony という名前にして、
誰も血を流していない、「トニーのチョコレート」をオランダ各地で販売しています。
http://www.chocolonely.nl/
目的がどうであれ、この手の商品はおいしくなければ受け入れられないわけなので、けっこうおいしくできてます。
というわけで、今はまだ板チョコだけだけど、クリスピーとか種類が増えるらしいです。お試しください。(_ _)
残念ながら、どこにでも売っているというわけではありません。
地域毎に販売店の名前が書かれていますのでご興味ある方は↓のお店に行ってみてね。
http://www.chocolonely.nl/verkooppunten.php

結婚式の準備をする時に最も困ったのは「靴」でした。
私はこの国で小柄すぎて、体に合うウエディングシューズが見つからなかったのです。
当時の私のこだわりは、
「全てをオランダで揃える」
ということでしたから、
オランダ人のデザイナーに、靴を作ってもらうことにしました。
Rene van den Berg↓
とにかく靴と人が大好きだということがビシバシ伝わってくる、
「爽やかな靴おたく」。
本来は、歌手のステージ用や、ミュージカル用の靴を作っていた人なのですが、数年前にオランダ王室のピーター王子が結婚した時、王室から新婦用のウエディングシューズの受注が入り、それをきっかけに、いろんな靴を作るようになったようです。
私のウエディングシューズの希望はなかなか定まらず、分かりにくかったと思いますが、嫌な顔一つせず、何度も絵を描きなおし、生地を張りなおし、その日に間に合わせてくれました。
写真ではわからないけど、ヒールに、指輪と同じデザインが入っている、世界で一つだけの靴です。
オランダの結婚式は朝から夜中まで続くのが一般的で、オーダーメイドの靴でもさすがに最後は足がくたびれましたが、この靴でなかったらきっとお昼までだってもたなかったと思っています。
最後に靴をもらうとき、それはとてもシンプルな箱に入っていました。
でも、フタを開けるとその箱の中はとてもきれいな水色をしていたんです。
Rene:「この箱は、「美しい人」を表現しているんです。
外だけ着飾っている美しさは、わずかな、それしか見えない人にしか届かない。
外はシンプルでも、心のある美しさは、多くの人に届く、と思うんです。」
一生に一度の靴を、この人にお願いしてよかったと、今でも思っています。
ついつい感動してしまう出会いがたくさんあるので、そんな人達を生み出すオランダの教育に興味津津です。
型から作らなければ、一足500Euroから作ってもらえます。ビジネスシューズでもOK。どうですか? オランダで一足。
Beijerinckstraat 13
2132 SV Hoofddorp
Tel/Fax 023 5286258
info@renevandenberg.nl
ホームページはオランダ語しか用意されていませんが、電話やメールによる問い合わせは英語で大丈夫です。
http://www.renevandenberg.nl/

私は今、夫への怒りと悲しみに暮れている。
ニワトリの、
キンが居なくなったのだ。
←奥がキン
裏木戸を閉め忘れてニワトリを庭に放し、
自分は家の中でテレビ見てたなんてあり得ない。
「ペットを飼う」
ということが全く理解されていない。
常々、フェレットへの注意不足にも憤りを感じていたため、
私の怒りは目下爆発中。
キンの声がしないのでおかしいと思って庭に出て、
状況が分かったときは体が凍ったかと思うほどにしばらく動くことができなかった。
チーは思慮深く臆病で、
キンは強く、激しく、よく話す。
チーは外に出ることをためらい、残り、
キンは冒険することを選んだ。
もちろん二人して外を探し回ったが、おそらく外に出てから、もう数時間経っている。
簡単に見つかるものではない。
幸い今日は日曜日。
私は近所の子供たちを集めた。
キンが冒険に出かけるような場所は、子供たちが冒険に出かける場所と重なるだろう。
それに、この子たちなら、近所の庭にくまなく入っても、誰もとがめない。
平均年齢7才の、即席少年少女探偵団。
この探偵さん達が、実によく働いてくれることになる。
女の子はありとあらゆる場所にキンのエサを撒いた。
男の子は水鉄砲片手に、人んちの柵を越え、垣根を分けて走った。
それから1時間くらい経ち....
水鉄砲の少年が、キンを抱えて現れた。近所の庭に居たらしい。
少年少女探偵団は、自分の大活躍ぶりを、私が彼らの言葉を理解しているかどうかなんてぜんぜんお構いなしで、大興奮で話し続け、お礼のキンの卵を大事そうに抱えて帰っていった。
キンは帰ってきた。
でも、完全にキャラクターが変わっている。
一点を見つめて、
口を開き、
動かない。
大好物の種を目の前に出しても見ない。
水を出しても飲まない。
最後の少年の捕獲方法に問題があったのか、
猫にでも追われたのか、
とにかく、ものすごいショックを受けていることは確かだ。
ニワトリの記憶は短い。
3日ですべての記憶を失う、と言われているらしい。
だから焦った。時間が経つとおそらく、自分で庭に戻ってくることは無い。
外猫もさんざん居る。
うちのオットーが動物を襲うことは無いけれど、
他の外猫ならニワトリ取ることなんて朝飯前なんじゃないだろうか。
ニワトリの記憶は短い。
ショックも3日で消えるだろうか。....
夫よ、話がある。(- -)

ペットショップに行く回数も増えるんですね。
エサ買ったりしないといけないんで。
そしてお店の人と親しくなったりもしますね。
そしてそして、こんなことになったりもするんです。
お店の人:「うさぎ..................あげる。」
ドン!
おおきぃぃぃぃぃぃぃぃぃっんですけど....
いやね、
売れ残っちゃったんだって。
こんなに大きくなっちゃったらきっともう売れないから、
くれるって言うの。
オランダでは、衝動買いを防ぐために、犬猫の店頭販売は禁止されてるんだけど、
ウサギとかモルモットとか、小動物はこうして売られてるんですよね。
売れなかったからってどうこうするってことは無くて、
ずっとお店に居てもいいんだけど、
体が大きくなればお店のケージがぐんぐん小さくなって、
ほとんど動くことができなくなるでしょ。
お店の人もそれが不憫らしくて、
あ、こりゃもう売れないなって思ったら、
好きそうな人にあげるんだって。
まぁ好きよ、うさぎ。そのオファー当たり。
でもね.....
もうたいがい居るからね、
更にうさぎて.....。
うちの夫はこの話を聞き、
「そんなかわいそうなうさぎ、ほっとけないよ!!(><) うさぎ一匹くらい大丈夫だよ!!」
と、もうインターネットでうさぎ小屋検索などしていますが、
でもね.....
「うさぎに手がかかんない」
なんて言うのは人間が決めたことなんですよ。
フェレットもそう。
動物なんて、手をかけようと思えばいくらでもかけられるんです。
うさぎ、
前に飼ってたことあるけど、
さんざ一緒に居たんで、
テレビ見てるとヒザの上に乗ってきてべろ~んと伸びて一緒にテレビ見て、
一緒にかっぱえびせん食べながらテレビ見て、
そんな子でしたよ。
かっぱえびせん、ダメだよねあげちゃ。
今は知ってるんだけど、なんせ子供だったんでね。
にわとり二人、猫一人、フェレット二人にうさぎ一人の状況じゃ、あんなうさぎにはならないよね。
お店の人には、
「誰かほかの人が引き取れるならその人にあげてください。けどどうしても居ないときは....考える...」
って伝えといた。
来るのかなぁ....
うちで飼ってもいいよっていう人はコメントくださいね。
あ、えっと...その....噛むらしいんですけどね。(_ _;)...