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 2024/05/06 (Mon)
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 2007/05/29 (Tue)

結婚から1年も経って、やっと情報をまとめようかな、という気になってきました。(^^;)

当時はとにかく時間が無く、情報が無く、みんな言うことがバラバラで、焦りで発狂しそうになりましたよ、ほんと。(笑)

この情報が、これから結婚しようとしている誰かのお役に立てたら嬉しいです。(以下は、2006年4月の情報です。)



オランダ人との婚姻手続き -アムステルダム編-

婚姻手続きは、現住所のある町の、役所に申請します。

その町によって、手続きには多少の違いがありますので、婚姻する6か月くらい前までには、自分の住んでいる町で、どのような書類を必要とされるのか、確認しておかれると良いと思います。

 

私は当時、アムステルダムに住んでおりましたので、ここでは、アムステルダム市に提出しました書類について記載します。


[揃える書類]
1.日本の戸籍謄(抄)本 1通

*当時、私はたまたま2年前のアポスティーユ付き戸籍謄本(ビザ取得の為に用意した物)を持っていました。これを取り直す必要があるかと市役所に問い合わせたところ、中身に変更が無ければ、その必要は無いと言われ、そのまま利用しました。

2.在蘭日本大使館で、1を元に「未婚証明書」を1通発行してもらう。(日本語の書類で可)

3.アムステルダム市役所で「住民票(uittreksel GBA)」を1通取得。

4.1と2を、「オランダ政府公認の翻訳者」のところへ持って行き、これをオランダ語に訳してもらう。

翻訳者;
C.M. Steegers -Groeneveld
Havikenhof 4
2651 WK Berkel en Rodenrijs
TEL:+31(0)10-5115974

1通の翻訳=75Euro。

当時、この政府公認翻訳者(日本語→オランダ語担当)は2名しかおらず、上記の他のもう1名は、ベルギーのブリュッセルに住んでいました。はい、誰にでも訳してもらうわけにはいきません。この2名だけが、オランダ政府のハンコとレターヘッドを持っているのです。

大変困ったことに、市役所、外務省、大使館、思いつく限りの公的機関で、この人達の情報を持たない、またはくれないため、この2名を探すのが最も大変な作業でした。

また、市役所で、「赤い本は? 金色のハンコは?」と不思議なことを何度となく言われたのですが、どうやらそれは中国人が婚姻する時に必要なものらしいです。

きっとこれのこと↓






中国の赤や金色のイメージが日本のイメージにとらえられることはままあることですので、日本の、「本物・わら半紙シンプル書類」の数々を提出しても納得してもらえない場合は、以下のサイトを見てもらうといい...かも?

http://society.qianlong.com/4330/2004/01/02/47@1801630_5.htm


5.1~4を市役所に提出し、市役所からIND(入国管理局)に対し、「M46」という書類を作成→郵送してもらいます。このM46を受けたINDで、外国人である私の履歴を確認し、特に問題が無いと判断されれば、IND→市役所に、OKの報告が入り、全ての書類が市役所に戻されます。

*通常、このINDの作業には1か月~2か月程度の時間が必要と言われているようですが、とにかく式までに時間が無かったため、毎日INDに電話し、情に訴え(笑)、めでたく約1週間で許可を得ることができました。お勧めです。(笑)

6.INDから戻った1~5の書類を市役所に取りに行き、今度は結婚式を挙げる町の市役所に、それらを提出に行きます。私たちはUtrechtで式を挙げましたので、Utrecht市役所へ提出しました。

7.Utrecht市役所では、この申請を元に、婚姻予定者の名前と挙式予定日を市民に公開し、誰からも異議申し立てが無いことを確認します。

8.挙式当日は、市役所の事務官立会いで、婚姻届にサインを行う必要があるため、挙式の日時、場所などについて、市役所と何度か電話で打ち合わせをします。

これ、挙式の朝に新郎新婦が市役所に出向いて行うのが一般的ですが、頼めば挙式する場所まで来てくれます。私たちは来てもらいました。



挙式までに必要だった手続きはこんなところです。

何かと事情がありまして、私たちが結婚式の準備を始めたのはほんの2か月くらい前からでした。それでもすべての許可を得ることができたのは、私が日本人だったからです。この信頼を築いてくれた先輩達に感謝しています。

 

結婚式の時の情報はまた今度。

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★ ILLUSTRATION BY nyao
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